スタッフブログ

前回、車両での尾行方法についてお話いたしましたが、今回は徒歩での尾行についてです。
これぞ探偵といったところでしょうか。
車両尾行とはまた違ったスキルが必要にはなってきますが、きちんと準備をして臨めば意外とやりやすい場合が多いです。
以下に見ていきましょう。

① 面取り

まず一番最初にやることは、車両尾行の場合でもそうですが、「面取り」を正確にやらなければいけません。
徒歩尾行が想定される調査の場合は、特にこの「面取り」次第で調査の結果が左右されるといっても過言ではありません。

「面取り」というのは、依頼者から提供された写真や画像データ等を元に、対象者(ターゲット)の顔、ひいては目元や鼻、眉毛や耳の形、輪郭、ほくろの位置などを徹底的に頭に叩き込み、実際の現場で対象者を特定する作業です。

髪型に関しては写真がいつ撮られたかにもよりますが、その日によってヘアースタイルを変えることができますし、特に女性なんかは当てになりません。
この「面取り」ですが、想像以上に難しい場合があります。

若い女性が対象者の場合は、メイクでかなり変わってしまうので、完全に記憶するぐらい叩き込まないと見落としてしまう可能性が高いのです。
また、帽子やサングラス、メガネの有無によっても人間の印象は変わってきますし、雨の日は傘が邪魔になって非常にやりにくくなります。
このような場合には、顔だけでなく、事前に情報があれば着用品で判断する時も少なくありません。
このように写真一枚で初対面の人間を識別しないといけないとなると容易ではないというのが想像できるかと思います。

実際、全くの別人を尾行してしまうことは探偵をやっているなら一度や二度は必ずあるはずです。
しかし、複数の調査員がいますので、そのうちの一人が「面取り」を行い、人違いであれば張り込み場所に戻ればよいので、完全に見落とすということは稀だと思います。

② 距離

「面取り」が完了すれば、いよいよ尾行開始です。

徒歩での尾行ですが、基本的には二人一組で実施します。
もちろん、現場の状況や対象者の警戒状況、調査の時間帯によっては増員しますが、2~3名で実施する場合が多いです。

まず対象者との距離感ですが、これも前回の車両尾行と同じでケースバイケースです。
この距離感というのは、何度も場数を踏んで体で覚えていかないと、口では説明しにくいです。

状況にも寄りますが、例えば朝のラッシュ時なんかは信じられないぐらい近くで(肩と肩が触れ合うくらいw)いますし、夜間の人通りが少ない場面ではやはり見失わない程度に距離を置きます。
また車両の場合と違って、通行人などの障害物を避けて自分で対象者との距離をコントロールできますし、またその障害物を隠れミノにすることもできますので、そういった意味でも車両尾行よりかはやりやすいと感じています。

③ 視線

徒歩尾行の時の鉄則ですが、対象者と絶対に目を合わさないというのがあります。
目が合うと、少なからず印象に残りますので、基本は視線を落としているのです。
ですので、尾行中も視線を落としています。

つまり、対象者を追うというよりも対象者の「靴」を追うのです。

ただ、対象者がビジネスマンなんかだと似たようなビジネスシューズが多いので、その場合はカバンや時計、もっというと下半身全体を追うという感じです。

しかし、尾行を継続していると対象者が思いもよらない行動をすることがあります。
急にUターンしたり、いきなり立ち止まったりと様々ですので、どうしても目が合ってしまうことがあるのです。
1回ならまだしも2回は完全にアウトですから、速やかに調査員を入れ替えます。

④ 変装

探偵は色々な変装をしているように思われがちですが、実は皆さんが思われているほど変装はしていません。
変装をするというよりも、その場の空気に溶け込むことを意識しています。

ビジネス街ならスーツを着るでしょうし、またある時は作業服を着る時もあります。
帽子やメガネを着用するだけでも印象は変わりますし、女性調査員の場合は髪を束ねたりするだけでもイメージは変わります。

また、変装ではないですが、原色系(赤・青・黄)の色や柄物などの服は着ません。
印象に残りやすいからです。
ですので、黒やグレー、紺など極力目立たない服で、なおかつ脱いだり着たりが容易にできるものを好んで使っています。

⑤ タクシー

徒歩尾行の中で、探偵泣かせなことの一つが対象者のタクシー乗車です。
探偵は徒歩尾行といえども、必ず車両は用意しています。
いつ何が起こるかわかりませんし、このように急なタクシー乗車も考えられるからです。

しかし、対象者が電車を乗り継ぎ、そこからタクシーに乗車するような場合、必ずしも探偵車両が近くに待機できているとは限りません。
その場合は、当然ながら我々もタクシーに乗車し、尾行を続行します。
息を切らしながら、タクシーの運転手に「前のタクシーを追ってください!」とドラマさながらのことをやるわけです。

ただ、タクシーの運転手も一般人ですので、ドライブテクニックがあったとしても、信号無視等の無茶まではやってもらえません。
でも、対象者を見失うよりかはマシですから、できる限り頑張ってもらうしかないのです。

運よく後続のタクシーに乗れた場合はまだ良いのですが、対象者が乗った1台しかタクシーがなかった場合。

・・・皆さんならどうされますか?

もう絶望的ですし、どんなに優秀な探偵でも成す術がありません。
100%見失います。
しかし、そこは探偵ですのでタダでは転びません。

この場合は、とにかく走って走って走りまくりますw

そして、どの方面へ向かったか、また何個目の信号をどちらに曲がったかぐらいまで確認するのです。
そこから、場所や時間帯、対象者の年齢や行動パターンにもよりますが、行き先を推測できる場合もあるのです。
「あの人が、この時間帯で、あの道を左に曲がったということは、その先は・・・」という具合です。

また、タクシー会社とタクシーのナンバーがわかれば、あとでタクシー会社に連絡をして降車位置を教えてもらうという手もあります。
聞き出す理由は考えないといけませんし、必ず教えてくれるわけではないですが、イチかバチかやってみる価値はあると思います。

こういう状況を回避する手法の一つとして、対象者がタクシーに乗る前に、こちらが先にタクシーに乗るコツがあります。
それは、尾行というのは対象者の後方から追うものですが、それとは逆の前に回るのです。

もちろん、二人ないし三人一組で尾行しているわけですから、全員ではなく一人だけ前を歩かせ、対象者がどのような行動をとっても対応できるように挟み撃ちにする形です。
対象者がタクシーに乗る前というのは、それなりの行動をします。予兆があるわけです。
駅のロータリーなんかで、立ち止まってキョロキョロとあたりを見渡し出したら、タクシーを探している可能性がありますよね。
また他の誰かが迎えに来る可能性もありますので、そのような行動が確認出来たら、対象者の前方にいる調査員は走ってでも先にタクシーを拾うべきなのです。

 

いかがでしたか?
まだまだ書ききれないことがたくさんありますが、ざっくり言うとこんな感じです。w

またできれば続編も書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

身近に探偵の知り合いがいるという方は、どれくらいおられるのでしょうか?

おそらくそんなにいないと思います。
探偵の職業に対する一般的なイメージは、テレビドラマやミステリー小説で出てくるようなものが多く、本物のプロの探偵がどのようにして調査業務を遂行しているかはご存じない方もおおいのではないでしょうか?

今日は、探偵の代名詞ともいえる「尾行調査」について書いてみたいと思います。

「尾行調査」と言えば、我々の業界でも最も依頼率が高い「浮気調査」「不倫調査」と切っても切れない基本スキルです。
特にこの泉州地域においては、車での尾行、いわゆる「車両尾行」が主になってきます。
以前にもブログで書きましたが、大阪市内などの都心部では交通機関などが多いため、徒歩による尾行が中心となり、田舎などの比較的人口も少ない地域ではこの「車両尾行」が中心となります。

さて、この「車両尾行」ですが、徒歩尾行の場合と比べて難易度はかなり高いです。
なぜなら、あやしまれる危険性と見失う危険性が常についてまわります。

例えば、片道一車線の道路で尾行中に、対象者(ターゲット)の車と探偵の車の間に、まったく関係のない一般車両が入ったとしましょう。
普段、道路を車で走行していれば、店舗の駐車場等から出てきた車に車間を割って入られるなんて日常茶飯事ですよね。
そして信号のある交差点で、対象者の車は黄信号で通過し、一般車両は赤信号で停車した場合、探偵の車両も停車するしかないのです。
片道一車線ですので、前の車両を追い抜くこともできず、対象者の車と大きく距離をあけられてしまいます。

今度は、逆に車間を詰めて割り込みができない状態で尾行したとしましょう。
この場合は、みなさんも容易に想像できるかと思いますが、あやしまれるリスクが一気に上がります。
同じ車がずっと真後ろをついてくるのですから、対象者はルームミラーやサイドミラーで確認しているでしょうし、追われる理由があるのならピンとくる人もいるでしょう。

では、どうすれば良いのか?

これはもうケースバイケースとしか言いようがないです。
あえて一般車両を間に挟むときもあれば、対象者の車の真後ろにつくこともあります。
できるかぎり対象者に意識されないよう、近づいたり離れたりを対象者の行動や場所、または交通量や時間帯、道路の状況によって繰り返しているのです。

瞬時の判断の連続で尾行を継続しているのですが、そこは我々も人間ですので、先を読むにも限界があります。
一般車両を間に挟むときも、その一般車両の運転手がおじいちゃんおばあちゃんならもう最悪です。
また道路工事や踏切等、どうにもできないことがいくらでも想定できます。

ですので、運の要素もありますが、成功率を上げるためには、やはりある程度のことはやっていかないといけません。
ときには信号無視もやむなしの状況もありますし、強引に割って入ったり、急な車線変更や旋回などもします。
ただし、事故を起こしてしまえばその日の調査は絶望的になりますので、それだけは絶対に避けなければなりません。

つまり、「車両尾行」には図太さと度胸とドライブテクニック(と少しの運w)が必要なのです。

が、しかしです。
そればかりでは、いつかはバレます。
もちろん対象者の警戒レベルにも寄りますが、長時間の尾行となると調査バレする可能性がどうしても高くなります。

そこで「引き際」というのも、肝心になってくるのです。

もちろん尾行を完遂できれば一番良いのですが、無理をしたために調査続行不能となり、結果依頼者様にご迷惑をかけることになります。
さらには、調査バレという最悪の事態にもなりかねません。

だからこそ「引き際」を知らなければならないのです。

この「引き際」は場数を踏んでいかないと中々習得できないと思います。
駆け出しの探偵さんなんかだと、とにかく対象者を見失わないように必死で尾行するあまり、対象者の警戒レベルに気づかないことがよくあるのです。
必死で尾行するというのは非常に良いことなんですが、そこにテクニックが伴わないと取り返しがつかないことになるのです。

一旦引いて、尾行を中断したとしても、今はみなさんご存知のGPSというものがありますので、現在地を検知して再度尾行を開始することも可能です。
ただ、このGPSも電波状況により検知が遅れたり、精度が悪かったりしますので、あまりGPSに依存するのも良くありません。
GPSはあくまで車両の位置を示すものなので、コインパーキングや大型ショッピングモールの駐車場などに停められてしまえば、肝心の対象者がどこに行ったか分からず、戻ってくるまで待ち続けなければならないのです。
ですので、尾行の基本はやはり目視で追跡するに越したことはありません。

このように「車両尾行」には常にリスクがついてまわりますが、我々探偵は技術と経験(と少しの運ww)で業務を完遂しています。

では、また次回に。

本日付で全面施行された、改正ストーカー規制法についてのお話です。

まずはこちらをご覧ください。

 

これまでのストーカー規制法では、加害者へ「警告」それでもやめない場合は、「禁止命令」従わない場合は立件の対象となる、ということでした。

今回施行された改正ストーカー規制法では、加害者が行為を続ける恐れがある場合、被害者の申し出や、警察の職権で警告なしに禁止命令が出せると
いうことになりました。
緊急の場合は加害者から意見を聞く聴聞を命令の後回しにできるということです。

その他SNS関連、罰則強化などの部分は1月から施工されています。

これまでに比べれば、被害者側にとってはいい変更だとは思います。
対応が早ければ被害が少なくなりますし、危険な目にあう可能性も下がるのではと期待がもてるのではというところです。

 

つぎに、ストーカー被害相談に関するデータがあります。

昨年、ストーカーの被害相談が2万2737件、そのうち警告に至った数は3564件、禁止命令に至ったのは173件、禁止命令方違反の摘発が34件というデータがでています。

ここから見て取れるのは、警察からの警告があれば、かなりの数のストーカー被害が収まるということ。
もう一つ、こちらが大事なのですが、相談件数2万2737件に対して、警告に至った件数が3564件だということ、相談件数のうちの15%程度しか警告にいたらないということです。

論より証拠という言葉がありますが、この法治国家である日本の警察は証拠がなければ動けないという現状があり、相談があっても証拠がなく警察も動けないということが多々あります。

では、証拠とはいったいどのようなものがあればいいのかということになるのですが、もちろん被害のケースによって異なるのですが、とにかく誰が見ても被害にあっているとわかる、という事が望ましいです。

録音や録画、物がある場合には保管しておいてください。
防犯カメラの設置なども場合によってはいいかと思います。

当事務所でも、ストーカー対策として証拠集め等を承っております。

ご相談だけでももちろんかまいませんので、必要があればぜひ一度お電話、メール等でご相談ください。

 

 

 

 

当事務所のある泉佐野市のお隣の熊取町の池で浮いている遺体が見つかるというショッキングな事件がありました。

 

こちらからお読みください

 

腹部に刃物でつけられたような傷跡があったとのことで現在警察が捜査をしているようですが、もし殺人事件であれば非常に怖いですね。

どんな人でも事件や事故に巻き込まれる可能性はありますので気を付けないといけませんね。

 

話しは変わりますが、探偵というと、どうしても名探偵コナンのイメージが強いようで、事件の犯人を追いかけたりするのか?と聞かれるのですが、殺人事件等、警察が捜査を行うものは刑事事件、警察が介入できないものを民事事件と言いまして、私たちが調査を行うものは主に民事事件となります。

浮気調査なんかは警察はやりませんからね。

警察が証拠がなく動けないために、警察を動かすための証拠を集めたりすることもあります。ストーカー行為なんかは刑事事件なのですが、警察が証拠がなく動けないという場合多く、ストーカー行為の証拠を集めたりして警察に対処してもらうということもあります。

 

 

 

9月10月のだんじり祭りが近づいてまいりましたが、こんな記事を目にしました。

 

記事はこちらからどうぞ!

 

暴力団員が写っていたとのことで、岸和田市の条例に抵触する恐れがあるということでポスター4000枚が刷り直しになりました。

一昔前までは、だんじり祭りと暴力団というのは切っても切れないものだったようですが、地元の人々や、警察の努力で最近では健全なだんじり祭りになりつつあるようです。

実は、探偵業でも以前、暴力団が探偵をうたい、調査で得た証拠でゆすりやたかりを行っていたことがあると、耳にしたことがあります。

現在では、探偵業法ができ、そういったことも少なくなっているようではありますが、もし、探偵をご利用になる時には、信頼できる探偵へご依頼ください。

当たり前のことですが、当探偵事務所は、探偵業法に基づき、健全に、真っ当に探偵業をやっておりますのでご安心ください!

 

先日興味深い記事をみつけましたのでご紹介させていただきます。

記事はこちらからどうぞ!

私たちも仕事柄この手のお話はよく伺いますし、目にすることも多いです。
全てがこの記事に当てはまるとは思いませんが、覆水盆に返らずとはよく言ったもので、一度壊れた関係というものを修復することは簡単ではありません。

私たちの経験上、特に女性の浮気というのは、浮ついた気持ちなどではなく、本気になってしまっていることが多く、やめる気自体がない場合が多いように思います。

女性に比べて男性の場合、比較的浮ついた気持ちといいますか、軽い気持ちで浮気をすることが多いようで、きついお灸をすえればおとなしくなることも多いように思います。

また、浮気の本気度というのもおかしな言い方ではありますが、前述のとおり、女性の方が浮気を本気ですることが多いようで、隠し方が上手で、なかなか女性側の浮気に気づけていない男性が多いように感じます。

男性の場合は隠すのが下手といいますか、隠しきれてない場合が多く、やはりその辺を見ても、軽い気持ちで浮気する方が多いのかなと感じます。

 

あくまでも、私たちの経験上のお話で、全てがそうだというわけではありませんので、ご参考までに!

 

 

前回からの続きです。
実際に起こった浮気調査の「完全成功報酬制」よるトラブル事例をご紹介いたします。

ケース1:「成功」の定義

ある依頼者が「完全成功報酬制」で探偵に依頼し、調査が終了したとのことで、報告を受けに探偵社を訪れました。
しかし、調査報告書には異性と食事をしているところや、腕を組んで歩いているところの写真と経過写真のみが貼り付けられており、とても浮気の証拠といえるものではなかったのです。

探偵の担当者は、「二人で密会していたので成功」として高額な成功報酬を請求してきたそうです。
もちろん、二人で食事やデートに行くのは浮気をしている可能性がありますし、少なくとも親密な仲であることは明白です。

しかし、依頼者が欲しいのは「決定的な浮気の証拠」ではないでしょうか?
その後の慰謝料請求や離婚協議を有利にすすめ、万が一、裁判になった場合に相手方に壊滅的な打撃を与える最終兵器が必要なんですよね。
だからこそ、高い費用を支払う覚悟で探偵に依頼したわけですから、その依頼者も当然に「決定的な浮気の証拠」が取れると確信していたはずです。

また別のケースでは、浮気の証拠が取れていないにもかかわらず、「浮気をしていなかったので成功です。」と耳を疑うようなことを言われ、高額な報酬を請求された事例もあります。

ここでのポイントは「成功」の定義を契約書に明記していないということです。

できるだけ具体的に「成功」の条件を決めておかないと、こういったトラブルになります。
例えば、「対象者と相手がラブホテルまたは愛人宅に出入りするところを写真もしくは動画で撮影する。」や「愛人宅の場合は、滞在時間が〇時間以上」などです。

何をもって「成功」とするかは、依頼者・探偵社の双方で共通の認識が必要ですし、必ず契約書に明記しておかなければなりません。

ケース2:経費+成功報酬

成功報酬制の料金体系の中には調査に伴う経費のみ実費で請求し、浮気の証拠が取れた場合に成功報酬を請求するものもあります。
経費の中には、車両費や機材費、GPSレンタル料、燃料費や調査員一人当たりの人件費まで含まれる場合もあるようです。
調査員一人当たりの調査料金は格安に設定されているのですが、そこだけをホームページ等で大々的に宣伝し、その他の経費に利益を乗せているようなケースも見られます。

さらには、成功報酬制であるために、実際いつ調査に出ているのか全く分からず、担当者に確認しても「成功報酬制なので詳細はお伝えできません。」との回答。
1カ月も2カ月も、どんどん経費だけが膨らんでいき、いつまでたっても証拠が取れず、最終的にこちらから調査打ち切りの連絡を入れると、「一方的な契約の解除なので、違約金を請求します。」と言われる始末。

結局、何らの証拠も取れず、高額な経費と違約金が請求されたということです。

このようなケースの場合、実際にはほとんど調査に出ておらず、調査力の低さが露呈することを恐れ、その隠れミノとして「完全成功報酬制」を採用しています。

「完全成功報酬制」は裏を返せば、調査に出ていなくても依頼者にはわからないし、仮に失敗してもリスクがないということです。
そしてダラダラと調査を長引かせることで、いとも簡単に利益を得れる手法とも言えます。

対策としては、契約の段階で明確な調査期間あるいは契約期間を定めることです。
その期間内に浮気の証拠を掴めなければ、調査失敗ということで、契約終了となるようにしておきましょう。

ケース3:調査内容に対しての成功報酬の額

前の記事でもお伝えしましたように、「完全成功報酬制」で契約する場合、個々の探偵社・興信所によって様々な条件が定められているはずです。
そのほとんどが、相当高い確率で浮気をしていることが大前提になっております。
ということは、短期間で浮気の証拠を掴める可能性が非常に高くなりますので、調査報告書の内容も一見すると味気なく感じられるかもしれません。

ただ、それが本当に「決定的な浮気の証拠」、例えばラブホテルの出入りや愛人宅での宿泊・愛人との不倫旅行等(不十分な場合もありますが)であれば、まだ納得しやすいと思います。
しかし、愛人宅への出入りが撮影できたとしても、お昼の時間帯で滞在時間が1時間ないし2時間程度ならどうでしょうか。

・・・これって微妙ですよね?

まず、滞在時間が短すぎますし、時間帯が日中ですから「お昼をごちそうになっただけだ」とか「仕事の打ち合わせをしていた」であるとか、状況にもよりますが、何とでも言い訳ができてしまいます。

それでも、この場合はケース1と同じで、よほど具体的に成功の条件を契約書で定めていない限り、上記のような場合でも「成功」とされかねません。(むしろ強引に「成功」に持っていく場合が多いと思います。)
もっと言うと、証拠としては薄いものだったとしても「調査初日でしたが、成功しましたので調査終了です。」と言われ、〇十万、〇百万という成功報酬を請求されます。

実働は1日しか調査していないんですよ?
しかも、愛人宅の滞在時間が短いので比較的短時間で調査が終わっているはずです。
それでも、契約は契約ですので、高額な成功報酬を支払わなければならないのです。

各探偵社・興信所が「完全成功報酬制」で契約するほどの条件が整っているのであれば、時間制での契約の方が探偵に支払う費用も安くなる場合がほとんどだということを知っておきましょう。

ケース4:複数の浮気相手がいた場合

ある方が「完全成功報酬制」で奥さんの浮気調査を某探偵会社に依頼をしました。
その成功報酬は、なんと・・・300万円(税別)です!

その方も、経済的に余裕があるということもあったかもしれませんが、奥さんの浮気を確信していたわけではなかったとのこと。
「何も浮気の証拠が出て来なければ0円だし、仮に浮気していたのなら慰謝料も請求できるし、それで差し引いてマイナスがなければ、まぁいいか。」ぐらいに考えていたそうです。
つまり、慰謝料は二の次で事実を知りたかったわけなんです。

実際、探偵会社の方からも「万が一、浮気の証拠が取れれば、提携している弁護士と協力してお客様にマイナスが出ないようにいたします。」と言われていたそうで、その言葉を信じ、成功報酬300万円の契約をしました。
ちなみにですが、その時の契約書には成功の条件として「妻の不貞行為立証」と記載されていました。

調査開始から数週間がたったある日、探偵会社の担当者から連絡が来ました。
「対象者は、当初確認していた浮気相手とは別の男性とも接触しています。この男性も調査いたしますか?」
ショックと怒りを隠せない依頼者は、即答でその別の男性の調査を依頼したそうです。
すると、探偵会社の担当者から「では、これは別件になりますのでこちらも成功報酬300万円(税別w)です。」との返事が。

これには、さすがに依頼者も難色を示しました。

依頼者「・・・また別途で300万円ですか?同じ案件という扱いにはならないんですか?」
探偵「いやいや、これは別件ですよ。でも慰謝料取れますから。大丈夫です。」
依頼者「ん~・・・高いですね。何とかなりませんか?」
探偵「わかりました。では、〇〇さんなので特別に200万円(もちろん税別w)でやりましょう。」
依頼者「え?100万も下げてくれるんですか?・・・じゃあ・・・それでお願いします。」

上記のような会話だけで、別件と言っておきながらも新たな契約書も交わさず、しかも謎の100万円大幅減額です。笑

このような流れで調査は続行し、結局その依頼者の男性は、成功報酬と経費等あわせて600万円弱の料金を支払うことになりました。

契約書の成功の条件が「妻の不貞行為立証」ですので、確かに奥さんの浮気は立証できますが、肝心の浮気相手の男性2名の名前や住所、勤務先等は不明のままです。
そこを調べるには、別途の料金がかかります。
しかし、現状のままでは慰謝料も請求しようがないですよね。だって相手方の住所がわからないのですから。。。

余談ですが、不貞行為に対する慰謝料の相場(裁判に至った場合)は、もちろんケースによって異なりますが、おおむね100万円~150万円程度で考えておきましょう。
慰謝料で300万円も取れるケースは正直稀です。600万円なんてもってのほかです。(もちろん取れる可能性がゼロということではないのですが・・・。)
よくこの探偵会社の担当者は、誤解されるような発言をしたなと思います。

 
いかがでしたでしょうか?
長々と熱く語ってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさんも「完全成功報酬制」の被害者にならないように、上記のような事例を知っておくと防ぐことができると思います。

あと、さらに付け加えるとするなら、「完全成功報酬制」はもちろん「時間制」の場合でも、必ず1社で決めてしまわないことです。
見積もりを出してもらったら、それを持ってもう1社ぐらいは相談に行ってみましょう。
できれば、重要事項説明書ももらってきてください。
重要事項説明書は法律で交付しなければならないことになっていますし、契約締結前の交付書面ですから持って帰っても全く問題ありません。
もし、探偵業者が重要事項説明書を持ち帰ることに難色を示したなら、そういうところは初めからやめておいたほうが賢明ですw

「探偵に見積もり依頼をしたんだけど、この金額ってどうなの?」とか
「完全成功報酬で契約してしまったけど、大丈夫かな」とか

その他、探偵に関することでお困りのことがあれば、是非ご一報ください。
必ずお役に立てると思います。

 

ではまた。

 

浮気調査等で探偵にご相談を検討されている方はすでにご存知かと思いますが、昨今、浮気や不倫の調査に関して「完全成功報酬制」をうたっている探偵社や興信所はたくさんあります。

この「完全成功報酬制」ですが、一見すれば依頼者の利益を最優先に考えて作られた素晴らしい料金システムに思えますよね。

「完全成功報酬制」と聞けば、誰だって
「浮気の証拠が取れた時に探偵に費用を支払えばいい」
「逆に浮気の証拠が取れなければ、1円も費用がかからない」
と思うのが普通の感覚じゃないでしょうか?

しかし、よく考えてみてください。

調査を実施するということは、必ず人件費等の経費がかかります。
それこそ、その探偵社または興信所の代表が一人で調査するというなら話は別ですよ。
でも、調査員一人なんて余程の事がない限り、ロクな証拠は取れませんし、どんなベテラン調査員でも一人でできることには限界があるのです。

ということは、本気で調査をするのであれば、少なからず複数の調査員を現場に投入する必要があります。

また、ほとんどの浮気調査の場合、開始時間がわかっていても終了時間が全く読めません。
ですので、調査員には次の日も含めて体を空けておいてもらったり、複数の交代要員を待機させる等いたしますので、時間単価もそれなりに高額になります。

さらに、調査中は何が起こるかわかりません。

対象者が電車やバスで移動することもあれば、徒歩尾行中にいきなりタクシーに乗ることもありますし、有料道路を使って他府県にまで移動する事だってざらにあるわけです。

他にも経費がかかる場面というのはいくらでもありますし、もっと言うと事務所経費や機材導入費、宣伝広告費など事業を経営していく上で必要な経費も存在します。
「完全成功報酬制」だと、例えば対象者と不倫相手が接触する可能性が高いと思って出動したのに、たまたまその日は会わなかったときの張り込みや尾行はボランティアですw

この経費をすべて探偵社で負担できますかね?
いつ取れるともわからない証拠を延々と追い続けて、その間一切の収入もないわけです。
僕は正直無理があると思います。いや、絶対無理です。笑

ですので、浮気の証拠が取れなければ0円という「完全成功報酬制」は相当高いハードルの条件をクリアしない限り請け負うことが不可能ですし、何かしらのカラクリにより採算を合わせているというのがご理解いただけるかと思います。

それこそ、浮気をしているのがほぼ確実で、なおかつその頻度が毎日か最低でも週に3日から4日は泊りで密会しているなど、短期間で証拠が取れる確信がないと実施できるものではありません。

もし、今あなたが「完全成功報酬制」で探偵社または興信所に依頼しようと考えているなら、面談や契約の場面で、担当者が嫌がるぐらい質問攻めにしてみましょう。

おそらくですが、最終的には通常の時間制で契約するより、「完全成功報酬制」で契約する方が高い料金を支払うことになるはずです。

もちろん、「完全成功報酬制」をうたっている全ての探偵社が契約上あるいは心理上のカラクリによって依頼者に対し高額な報酬を請求しているわけではないですが、浮気調査に関して「完全成功報酬」で契約されるなら、よく確認してから契約することをお勧めいたします。

次回、実際に起こったトラブル事例を見ていきましょう。

 

登録業者名簿

この4月より貝塚市の登録業者となりました。
探偵社としては非常に珍しいと思います。

きっかけとなったのが、昨年の12月7日に水戸市議会臨時庁舎の議員控室に盗聴器が仕掛けられていたというニュース。
盗聴器探索というのは紛れもない探偵業務にあたり、万が一、地方公共団体からの依頼があった場合にも弊所として対応できるよう登録しておくことになりました。

また最近になって、厚生労働省が生活保護受給者のパチンコや競馬等のギャンブルに消費している事例や自治体の指導状況、所得の申告漏れ、不正受給などの実態調査に乗り出したようです。
実態調査といっても実際に調査するのは厚生労働省の職員ではなく、各自治体の福祉事務所の職員が生活保護法に従って調査をするんでしょうけど。

いずれにせよ、我々の税金を投入して調査するわけですから、民間に委託できるものは民間に請け負わせるべきだと考えています。
将来的に調査業務自体を外部委託する可能性もありますので、そうなれば探偵の腕の見せ所ですよね。
社会貢献にもつながりますし、探偵は浮気調査だけじゃないというところを見せたいのが本音です。

もちろん、事務所がある泉佐野市にも登録しようとしましたが、期限に間に合いませんでした。。。笑
また来年チャレンジしてみます。

では、また。

 

先日、とある浮気調査にて、依頼者様から浮気現場を自分の目で見て、その場でパートーナーと浮気相手とお話しをしたいという依頼がありました。

今回はその時の調査時のお話をさせていただきたいと思います。

調査当日、対象者が浮気相手とホテルに入ったのを確認した後、依頼者様に連絡し、現地にて対象者が出てくるまで待つことに、朝になりいつ出てくるかという緊張感の中、ついにその時が。

ホテルから対象者と浮気相手が出てくるのを確認したため、急いで車から降り、対象者と浮気相手の二人に近づき声をかけました。
もちろん対象者も、浮気相手も、こちらがだれかわからないため、頭の上に???が出ているような状態です。
そこで、自分たちは探偵だということ、そして、車の中にパートーナーが乗っていて、話がしたいと言っているということを伝えました。

一瞬状況が理解できなかったようですが、少しの間が空いた後、観念したような顔で、対象者の口から「わかった」と言葉がでました。
浮気相手の方はというと、すでに顔面蒼白で震えているような状態でした。

調査車両に浮気相手を乗せ、対象者と依頼者様に対象者の車に乗ってもらい、近くのファミレスへ・・・

我々と依頼者様が同席に座り、対象者と浮気相手が向かいの席に座る形で、話し合いが始まりました。

今回、依頼者様は離婚を望んではおらず、浮気をやめさせたいということと、浮気相手への慰謝料請求をしたいということでしたので、その旨を依頼者様が相手側に伝えたところ、言い逃れもできるわけもなく、対象者、浮気相手共に、ただうなずくしかできないというような状況でした。
特に浮気相手の方は、泣きじゃくり、申し訳ないと謝っていました。

その話の内容を録音し、後日当事務所にて代表(行政書士)が示談書等を作成することに。

今回のようなケースは、我々もあまり経験がなかったのですが、依頼者様の希望どうりの結果につながり、依頼者様のお役に立ててよかったと思います。

 

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